【高級品を安く買う】ハイブランドの服やバッグを安値で手に入れる方法

悲報
2020/3/1の経営統合により、USUSはALLUオンラインストアに吸収されることが決定。

それに伴い、返品サービスが停止となり中古品が自宅で試着できなくなりました。

Keit

おつかれさまです。元百貨店勤務のKeit(keit_qolistaです。

ブランド品はオシャレの醍醐味ですよね。

所有欲や優越感を満たしてくれるだけでなく、ブランドの歴史やこだわりが詰まっているので、一生物として購入する人も多いと思います。

ただし、値段が高い

良い物なのは分かるけど、いざ購入するとなるとなかなか手が出ない。

今回は、そんな高価なブランド品を安値で手に入れる方法をご紹介します。

結論から言うと?

ユーズド品(中古)を狙うことで、お目当のブランド品を安く購入できます。

・・・はい、言いたいことは分かります。

中古あるある
  • 中古は傷や汚れが気になる
  • 偽物かもしれない
  • 他人が使ったものは嫌だ

という方が多いと思います。

僕もユーズド品は否定派だったのですが、USUS(ウズウズ)を利用してみたところ、かなり安くてクオリティの高い物をゲットできたので、今回はその内容をまとめます。

USUS(ウズウズ)で中古ブランド品を狙う

今回使用したサイトはUSUS(ウズウズ)

東証マザーズ上場企業の「株式会社SOU」が運営しており、服や時計、バッグなどの中古ブランド品を取り扱っています。

商品は全て鑑定士が査定し、責任を持って品質を保証しているとのこと。

Keit

よくある謳い文句と思ったのですが、後々その信憑性に気付かされます。

中古なのに返品できる

基本的に中古品は、一度購入すると返品できないことが多いですよね。

そんな中、USUSは「返品可」と記載されている商品であれば、条件を満たせば無料で返品できます

  • 商品発送から10日以内
  • 届いた状態のままで返品すること
  • 30万円(税込)以下の商品
  • クレジットカード払いであること

難しい条件はなく、返品の送料も0円(着払いで送ればOK)。これすごいですよね。

某ファッションサイトのように、有料会員のみ返品可といった制約がない点はとても良心的です。

自宅で試着ができる

この返品無料制度を利用すれば、

  1. 気になる商品をお試しで購入
  2. 実際にサイズ感や雰囲気を確認
  3. 気に入れば購入 or 気に入らなければ返品

といった、お試し購入が可能になります。

実物を試着後に購入するかを決められるので、購入までのハードルが一気に下がります。

ユーザーが一番期待している点を抑えてくれているのは感動しました。

品質は9段階で分類

品質は9段階に分類されています。

ランクが低いほど値段が安くなる反面、商品の状態も悪くなります。値段と品質のどちらを取るかはお好みで選択できます。

ABランクは値段と品質のバランスが良く新古品に近い印象なので、僕はABランク以上の商品を買うようにしています。

商品の数は少なめ

大手ファッションサイトに比べると、商品の数は少なめ。

その代わり、競争率が低い分レアな商品が出回っていることがあるため、運が良ければ他のサイトよりも安くて上質なブランド品が手に入るかも。

中古ブランド品の注文〜到着まで

注文方法は簡単

さっそくUSUSで注文してみます。

  1. 会員登録(5分ほど)
  2. お目当の商品を探す
  3. 注文(クレジット払いがオススメ)
  4. 早ければ2,3日で到着

上記のように、流れはとても簡単です。

支払いはクレジット払いにしておくことで、対象商品が返品可能になります。

注文して3日で到着

注文してから3日で到着しました。早い。

開封

中身はプチプチで厳重に梱包されています。

時計やアクセサリーのような壊れやすい商品を注文しても安心です。

ストーンアイランドのダウンジャケットを購入

今回注文した商品はこちら。

普通に買うと10万円を超えますが、USUSで探してみたところ、ABランクの49,800円で販売されていたので即購入しました。

中古ブランド品を検品してみる

アパレル時代からの癖なので、簡単に検品してみます。

あとでキズや汚れを見つけてがっかりしたくない人は必ずやりましょう。

キズ(あり)

まずは、アウターによくあるスクラッチ痕などを確認します。

一部ボタンのコーティングが剥がれていましたが、生地と同じ黒色でそこまで目立たないので、今回は許容範囲内にします。

そのほか表面・襟・袖・裏地などを徹底的に検品してみましたが、汚れは無さそうです。

毛羽立ち(なし)

ナイロン生地と言うこともあり、袖や表面に毛羽立ちはありませんでした。

毛羽立ちは服の年齢がはっきり出るポイントなので、しっかり確認しておきましょう。

Keit

ちなみにウールやコットンの毛羽立ちは、安物のT字カミソリで軽くなでると綺麗に取れます。

ヨレ感(あり)

服自体にヨレ感はありませんでしたが、ストーンアイランドの特徴であるワッペンに若干のヨレ感がありました。

ここは少し残念。

余談ですが、ストーンアイランドのワッペンは直営店に行けば1000円くらいで買えるらしいです。

ほつれ(あり)

ほつれの程度は様々ですが、糸切れを起こすレベルのほつれは見当たりませんでした。

正直なところほつれは新品でも普通にあるので、ハサミでトリミングしてあげましょう。

注意
ほつれの処理は必ずハサミで切ってください。引きちぎるのは悪化する&生地が傷むのでやめましょう。

替えボタンが入ってた

ちょっと感動したのですが、ポケットに替えボタンが入っていました。

前の所有者が入れっぱなしにしていたのかもしれませんが、これは嬉しい。

発見した問題点

BAD
  • ボタンのコーティング剥離が4箇所
  • ほつれ複数あり(処理すれば問題なし)
  • ワッペンにヨレ感あり(交換すれば問題なし)

その他のキズや汚れは無かったので、この程度であれば割と優秀です。

本物か偽物か確認してみる

中古ブランド品で1番の懸念点を確認します。

ブランドにより確認方法は異なりますが、確認は以下を実施。

  • 生地や縫製技術にチープ感がないか
  • ディティールに違和感がないか
  • ブランドの特徴を抑えているか

生地や縫製技術(問題なし)

ストーンアイランドのダウンは、テカリすぎずマットすぎないガーメントダイ(製品染め)ナイロンが有名です。

購入したダウンは生地の特徴をしっかりと捉えており、違和感などはありませんでした。

縫い目がガタガタだったり縫い幅がやたら大きかったりも無いので、この点も問題なさそうです。

ディティール(問題なし)

腕回りの可動域にツッパリ感は無く、軽さと暖かさも十分。

ダウンの量もパック内(仕切り)に均等に入っており、シルエットにも問題なし。

ファスナーは世界シェア率45%のおばけファスナーYKK。

ちなみにYKKの国内シェア率は95%と圧倒的で、他のファスナーを探す方が難しいです。なので、偽物の判断材料としてはあまり参考にならないかも。

ブランドの特徴(問題なし)

ストーンアイランドは偽物対策にかなり力を入れています。

2014年以降の商品にはQRコードが付いており、専用アプリでを読み込むことで本物かどうかを判断できます。

今回購入したものは、無事に本物であることが確認できました。

Keit

QRコードが無い商品の場合、品番をググって同じものが出るかを確認するのも有効です。

中古ブランド品のクオリティが高い

全体を検品してみて感じたのが、雑に扱われた形跡がないという点。

日常生活の中で発生しやすい汗染みやヨレ感、肩にバッグをかけたときや何かにぶつかったときに発生する擦りなどは、ほとんどありませんでした。

あまり使用していなかった可能性もありますが、前の所有者が大事に扱ってくれていたのは間違いなさそうです。

中古ブランド品を買うのは初めてでしたが、正直ここまでクオリティが高いとは思っていなかったので大満足です。

安くて良い物が手に入る背景

ワンショット消費の流行

ワンショット消費とは、「購入したものを使って1回写真を撮ったら売る」というもの。

InstagramをはじめとしたSNSで、映える(バエる)写真を撮ったら売るという消費行動の増加で、新古品が多く出回る時代になりました。

「ショッピング=新品」はもう古い

以前、メルカリの社長が開催したセミナーで「これからのマーケティングは新品と中古品の両方を考慮する必要がある」と述べました。

この背景には、

  • 物を所有するのではなくシェア
  • ネットで気軽に売買できる環境
  • SNSで自分の世界観を確立

などの要因が強いとされています。

今後は更に中古市場が盛り上がり、ショッピングの選択肢に中古品が増えるのは間違いないです。

質の良いブランド品を安く買えた

結論から言うと、今回の買い物は大満足です。

普段はなかなか手が出ないブランド品を安く手に入れることができ、商品の状態も中古と感じさせないほどのレベルでした。

Keit

価格と商品状態のバランスを考慮して自分に合う物を探す新しいショッピングのスタイルも経験できました。

安くて良い物が買えるUSUS、オシャレが好きな人におすすめです。