Keit
ビジネスマンにとって、朝の時間はとても貴重な時間です。
できれば1分1秒もムダにせず、効率的に準備などを終わらせたいですよね。
そんな忙しい朝に意外と時間を取られるのが朝食。何を食べようか悩む時間はもったいないし、朝食を抜くのは仕事のパフォーマンスに影響しそうなのであまりよろしくない。
この問題を解決するべく、僕はここ6年間「バターコーヒー」を朝食にしています。
「時短・パフォーマンス向上・ボディメイク」の3拍子が揃った、素晴らしい朝食だと実感しています。
今回は、朝食をバターコーヒーにしたら心と身体にいい影響が出たので、バターコーヒーの魅力や実感した効果を記事にしました。
バターコーヒーはIT系の実業家が考案
バターコーヒーとは、コーヒーにバターとMCTオイルを混ぜて作ったもので、別名「完全無欠コーヒー」と呼ばれています。
考案者はIT系の実業家で、テクノロジーを利用して自分の身体をハッキング(バイオハック)し、ムダなく超合理的に身体のパフォーマンスを高める食生活を追求しました。
著者の本「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」では、様々な食事方法やレシピが紹介されていて、バターコーヒーはその中のレシピの1つです。
Keit
バターコーヒーのメリット・デメリット
- 集中力を高める
- 脳に必要なエネルギーを補給し、IQを向上させる
- 抗酸化物質が老化を抑えるので、美容効果がある
- リラックス効果があり、自律神経を整える
- 筋細胞の活動を高め、身体機能を高める
- バターに含まれる酪酸の効果で、腸内環境を良くする
- 病気のリスクを低下させる
- 脂肪を燃焼させて、痩せやすい体質を作る文章
- エンゲル係数が上がる
- 慣れるまではお腹が空く
バターコーヒーを始めるために必要なもの
- ドリッパー(できれば金属製)
- 高品質なコーヒー
- グラスフェッドの無塩バター
- MCTオイル
- ブレンダー
ドリッパー
コーヒーを入れる際は、ドリッパーが必要になります。金属製をオススメする理由は、紙製のドリッパーだとコーヒーオイル(油分)をうまく摘出できないからです。
コレス ゴールドフィルターは機能的でデザインも美しいので、スタイリッシュな1日を始めるのにピッタリです。
高品質なコーヒー
あえて「高品質」なコーヒーと書いてあるのは理由があります。
と言うのも、安価なコーヒーにはカビ毒(マイコトキシン)が含まれている可能性があるからです。
カビ毒を摂取すると、頭がぼーっとしたり、体がだるくなったりするなど心身の働きを鈍くする影響があると言われています。
Keit
グラスフェッドの無塩バター
「グラスフェッド」とは、牧草だけを食べて育った牛のこと。通常のバターと比べて栄養素がたっぷりと含まれているのが特徴です。
ただし、グラスフェッドバターは通常のバターの5〜6倍の金額になります。バターコーヒーはお金がかかると言われる1番の理由ですね…。
こちらは本の中でも紹介されているフォンテラ社 グラスフェッドバターです。以前までは業務用サイズしかなかったのですが、最近では価格も手ごろで扱いやすいサイズが販売されています。これはうれしい。
MCTオイル
MCTオイルとは、ココナッツオイルの抽出液のことです。中鎖脂肪酸100%のオイルなので、ココナッツオイルの6倍以上のMCT(中鎖脂肪酸)を摂取することができます。
人間の身体は通常、炭水化物をエネルギーとしますが、MCTオイルに含まれるケトン体を摂取することで、脂肪を優先してエネルギーに変換する体質に導いてくれる効果があります。
他にも血糖値を安定させたり集中力を高める効果もあるので、バターコーヒーにMCTオイルは必須です。
市販のMCTオイルもありますが、コスパ的に断然仙台勝山館 MCTオイルがオススメです。
僕が身をもって経験したので、断言します。少しずつ増やしましょう。
泡立て器
コーヒー、バター、MCTオイルを混ぜ合わせる際に使用します。
ブレンダーを使用することで、クリーミーで美味しいバターコーヒーを作ることができるので、とても重要なアイテムです。
ぼくが使用しているのはこちら。ブレンダーはそこまでクオリティを求める必要は無いので、安いもので良いです。ぶっちゃけどれも変わら(ry
あれば捗るもの
- コーヒーミル
- ケトル
- スケール(はかり)
上記の道具は必須ではありませんが、あればバターコーヒーを更に美味しくすることができます。
バターコーヒーの作り方
- コーヒーを作る
- バターとMCTオイルを入れる(大さじ1〜2杯)
- ブレンダーでしっかりと混ぜる
以上の3ステップです。
作り方はシンプルですが、ここで必ずやってほしいことがあります。
ブレンダーでしっかりと混ぜること
以下は本の引用ですが、
コーヒーに加えるバターやオイルを、ただ混ぜるだけでなく、溶かし合わせることも大切だ。 バターやオイルを溶かすとミセルという状態に分解され、脂肪をエネルギーに変換するようになるからだ。
引用:デイヴ・アスプリー『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』(ダイヤモンド社,2015),p.123
のように、しっかりとした理由があります。
ミセルは多いほど効果が上がるので、ただスプーンで混ぜるのではなく、ブレンダーを使ってしっかりと溶かし合わせることでミセルを作り出す必要があるのです。
Keit
朝食をバターコーヒーだけにして感じた効果は?
体重(体脂肪)が減った
これは目に見えるほどの効果を実感。
バターコーヒーを始めて1週間で、体重が1.5キロ落ちました。もちろん悪い痩せ方(エネルギー不足など)ではありません。炭水化物よりも体脂肪を優先して消費する痩せ方(ケトーシス状態)です。
また、僕は日常的に筋トレをするので、朝食をバターコーヒーだけにした場合「筋肉量が減少しないか」がとても心配でした。
ですが、実際のところ昼食や夜食にしっかりとタンパク質を摂取すれば、筋力が落ちるようなことはありませんでした。
むしろ体脂肪が減ったことで体が軽くなり、筋トレの効率もアップした気がします。
筋トレをしている人には重要なポイントですよね。
集中力が上がった
空腹感を抑えてくれるので、気が散らずに仕事に集中できるようになります。糖質を摂らないので血糖値が安定し、仕事中に眠くなることもなくなりました。
バターコーヒーを始めて1週間くらいは空腹感があって物足りない気分でしたが、人間の身体は面白いもので次第に慣れます。
始めて1週間を越えたあたりから空腹感がなくなり、余裕で昼食まで持つようになりました。
朝食がシンプルになり時短に繋がった
この恩恵は大きいです。 今までの朝食は「米飯かパン」「目玉焼きかスクランブルエッグ」のように何を食べるか選択する必要がありました。
人は選択肢が増えすぎると決断力が低下します。そして決断疲れは、意志力や行動力、モチベーションなどを低下させます。
「決断する数」を減らすことはとても大切で、パフォーマンスを向上させるためにもなるべく減らしたほうがいいです。
朝食をバターコーヒー1択にしてシンプルにすることで、時短やパフォーマンスの向上にも繋がり、とても有益だと感じました。
Keit
食事の概念が変わった
バターコーヒーを始めるまで、朝食は「食欲ないけど、なんとなく食べないといけない」くらいのレベルで、
- お腹空いてないけど、とりあえず食べる
- 元気出そうだし、とりあえず(ry
- 今まで習慣だ(ry
のように、ほぼ義務的に食べていました。
それが朝食をバターコーヒーだけにした結果、食事はおもいっきり身体に影響するということや、空腹を満たすためだけではないということを身にしみて感じました。
世の中にはたくさんの食事法があり、人それぞれ効果に違いがあります。大切なのは「自分の感覚」なので、色々な食事法を試して自分に合ったスタイルを見つけましょう。
バターコーヒーは効能だけではなく、純粋に美味しいという点も魅力の1つなので、よかったらぜひお試しください。とてもオススメです。