美味しいコーヒーを淹れるには、湯量のコントロールと温度調節が必要不可欠。
やかんやポッドでもお湯は注げますが、お湯が出すぎたり温度が分からなかったりするので、コーヒーを淹れるには正直不向きです。
そんな悩みを同時に解決してくれるのが、ハンドドリップ用の電気ケトルです。
コーヒーライフに彩りを。オシャレな電気ケトル5選。以前おすすめのケトルをご紹介した際、「ビタントニオの電気ケトルが気になる!」とのお声をいただきました。
このケトルは僕が長年愛用しているお気に入りのケトルなのですが、とにかくデザインが美しくて機能的。
今回は、そんなビタントニオの電気ケトル「ACTY(アクティ)」を毎日使っていて感じたメリットやデメリットをご紹介します。
トップバリスタの監修で理想の形を実現した電気ケトル
ビタントニオの電気ケトル「ACTY(アクティ)」はトップバリスタ監修の下、ハンドドリップすることを前提に作られた電気ケトル。
ノズルとハンドル角度の絶妙なバランスによって、持ちやすく注ぎやすい設計になっています。
Keit
持ちやすくて注ぎやすい
ハンドルは天然木で作られており、持った感触は非常になめらか。手にしっくり馴染みます。
湯量のコントロールもお手の物で、お湯を細く注ぎたいときは傾ける角度を浅くしてやれば、素直に反応してくれます。
湯切れも良いので、ノズルを伝ってお湯が垂れてきたことは今のところ1度も無いです。
50〜100℃で温度調節ができる
電気ケトルを購入するにあたり意外だったのが、1℃単位で設定できるケトルが思いのほか少ない点。
そんな中、ビタントニオの電気ケトル「ACTY(アクティ)」は50〜100℃の範囲であれば1℃単位の温度調節が可能です。
コーヒーは温度により味や香りがガラリと変わるので、自分好みの味を追求したい人や幅広い味を楽しみたい人には、ぜひともオススメしたい機能です。
メモリー機能で前回の温度を簡単設定
「いつも同じ温度で設定するから毎回設定するのは面倒だな..」
安心してください。
メモリー機能の搭載により前回使った温度を簡単に呼び出せるので、余計な手間を省けます。
設定温度になったら音でお知らせしてくれる
割と大きめな「ピー!!」でお知らせしてくれます。
音が鳴った後は自動で30分間の保温モードになるので、せっかく沸かしたのに冷めてしまった!なんてことにもならず、別作業と並行するときに便利な機能です。
Keit
バリスタ機能で安定した温度をキープできる
通常の設定だとケトルを台座から持ち上げた時点で電源が切れるのですが、バリスタ機能を使うとケトルをベース(台座)に戻せば再度保温を開始します。
これにより、コーヒーを淹れるときの蒸らしの工程(待ち時間)で安定した温度をキープすることができます。この機能はさすがバリスタ監修のケトルだなと感じました。
デザインがオシャレ
おすすめケトルの記事で紹介したように、電気ケトルのデザインはオシャレな物が多くて悩みます。
コーヒーライフに彩りを。オシャレな電気ケトル5選。その中でもビタントニオの電気ケトル「ACTY(アクティ)」は、光沢を抑えたステンレス製の黒ボディにハンドルは天然木を使うという上品で大人っぽいデザインを採用。
落ち着いた雰囲気を醸し出しているので、どんなインテリアにもマッチしやすい印象です。
使い込んでみて気になった点
機能的でデザインも良いので文句なしと言いたいところですが、1つだけ気になる点がありました。
デフォルトの温度が変更できない
デフォルトの温度が変更できないので、電源をONにしただけだと自動で100℃のお湯になります。
コーヒーを淹れるにあたり、100℃と90℃どちらのお湯を使うかというと圧倒的に90℃の使用頻度が多いんです。なので毎回メモリー機能で設定温度を呼び出さないといけないのですが、これが若干めんどう。
ショートカットのためのメモリー機能を使うために1手間かかるのは、ちょっぴり残念でした。
2019年11月に自主回収・製品交換
一部の製品に限りですがハンドル外れやお湯漏れの初期不良があり、自主回収と製品交換を行うと発表がありました。
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- ビタントニオ 温調ドリップケトル VEK-10ーK
- 対象型番:U08-C、U10-A、V05-C
一部ロット(型番)のみなので、僕が購入した製品は全く問題なく使えています。
参考 ビタントニオ・温調ドリップケトル VEK-10ーKの一部ロットにおける自主回収・製品交換のお知らせhttps://www.vitantonio.jp/まとめ
美味しいコーヒーを淹れるのに最適な電気ケトル
最後にどんな人にオススメかまとめます。
- コーヒーの味と香りを幅広く楽しみたい人
- 初めてケトルを使おうと思っている人
- 上品で大人っぽいデザインが好きな人
デザインもオシャレで機能面も充実しており、いかにハンドドリップしやすいかを計算して作られたケトルなので、非常に扱いやすい設計になっています。
僕自身、ビタントニオの電気ケトル「ACTY(アクティ)」を使用していて率直に感じた感想は「持ちやすくて注ぎやすいので楽」という点でした。
まだケトルを持っていない人、コーヒーの味わいを更に追求したい人には、ぜひともオススメしたい一品です。